DNS障害のお知らせ

日本時間で28日の朝から28日深夜にかけて、*.jenkins-ci.orgのドメイン名がDNSで解決できなくなるという障害が発生しました。

詳細な経緯はTylerがメーリングリストにポストしていますが、jenkins-ci.orgのドメイン名をGoDaddyから移管する際、移転先のDNSの準備が整わないうちに移転元のDNSがレコードを破棄してしまったのが原因のようです。

今現在はこの問題は修正されていますが、お近くのDNSサーバに変更が波及するまで数時間かかる場合もあります。あと一日経って問題が修正されない場合、もしくはDNSレコードに問題を発見した場合は、ぜひお知らせください。(Tylerはこの問題が一段落したら「検視報告」をすると言っているので、それにも興味がある人はコメントしてださい。翻訳します。)

なお、これを機にTylerは独自にDNSサーバを運用するように変更したようで、これにより新しいドメイン名を利用したサービスの導入もinfra-puppetモジュールにプルリクエストを送ることでできるようなりました。

寄付のお願い

クリスマスが近づくにつれ、アメリカではチャリティが盛んになります。よく見るのはホームレスの人への炊き出し、救世軍の募金箱、といった具合ですが、今日はJenkinsプロジェクトへの寄付をお願いしたいと思ってこれを書いています。

Jenkinsプロジェクトでは、9月頃よりプロジェクト維持のための諸経費を募るための募金運動をしています。ですが、現在のところまだ目標額に$1000程不足している状態です。なので、もし可能でしたら、SPIよりJenkinsプロジェクトに寄付をお願いしたく思います。

Jenkinsプロジェクトが業務に役立ったという方は、ぜひこのプロジェクトに投入された善意のボランティアの努力に思いを馳せてください。ボランティアの中には、コードを書くことで貢献する人や、他のユーザーの質問に答えることで貢献する人や、Jenkinsについて宣伝することで貢献する人など様々あります。もし貢献したいけど踏み出せない、という方がおられれば、金銭的な協力をすることも立派な貢献です。

$25以上寄付していだいた方にはささやかながら「friend of Jenkins」である事を証明する小さなプラグインをお送りしています。これで同僚の皆さんにJenkinsを支援していることを誇示してあげてください

(英語版の原文はこちら)

インフラ移行に関するOracleとの話し合いについて

InfoQ等でも報じられているので、みなさんご存じだとは思いますが、Hudsonのインフラ移行を発端としたゴタゴタがありOracleと協議を行っているところです。

日本Hudsonユーザー会としては、無用な混乱を避けるべく状況が落ち着くまで静観していましたが、川口さんからMLに状況についてお知らせがありましたので、公式ブログの“Who’s driving this thing?”の翻訳をもって経緯を説明したいと思います。

川口さんのお知らせにもありますが、インフラ移行に伴い、若干プラグインのリリース等には影響があるとは思いますが、Hudsonもしくはそれにかわるもので今まで通り使えることは間違いありませんので、安心してご利用ください。

合意が得られるにせよ、万が一話し合いが破綻するにせよ、何かの名前の下でHudsonのコードベースの開発が続けられるという点についてはお約束できます。なので、ユーザーの皆さんは安心してHudsonを使って欲しいと思います。

 

川口さんのSunでの小さなプロジェクトから、日本を含め全世界で使われる大きなプロジェクトになりました。これから更に大きくなっていくための乗り越えていかなくてはならない壁の一つかもしれません。そのためにも、暖かい目で見守ってください。

また、進展がありましたら、日本語MLやここでご報告します。

余談ですが、12/20現在Java.netのMavenリポジトリが移行でロックされてます。Tedさん信じても大丈夫ですか?

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